「中学受験に少し興味があるんだけど、一冊目には何を読んだらいい?」
「中学受験について知りたいんだけど、本を読むのが苦手」
「『二月の勝者』が面白くて中学受験に挑戦させたくなった」
中学受験について知りたくなったときにはじめて読むのにおすすめなのが「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ」です。
漫画なので、気軽に読み進められます。
僕は、読み進めるうちに感情移入してしまい、リビングで読みながら一人で泣いてしまいました。
今回は、「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ」を泣けたところをピックアップしながらご紹介します。
そもそもどんなマンガなの?
「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ」は、4家族の中学受験への挑戦、中学受験を通じての子供の成長を描いたマンガです。
学童のお迎え時間ぎりぎりに駆け込むシーンから始まりますが、共働きだとあるあるです。
登場する子供はマンガ、テレビ、ゲームが好きな子、本好きな子、バレエ好きな子、おとなしい子が出てきて、「うちの子も」同じだ、と感情移入しやすいのではないでしょうか。
登場するお父さんに、中学受験なんてうちには関係ないでしょ、とぼくと同じことを考えていたお父さんが出てきて共感できました。
一番泣けたところ
シングルマザーのお子さんが合格発表の結果を見た後、お母さんに食べたいものを告げるシーン
泣けました。
この子の優しさ、お母さんへの感謝、強がり、何かしていたい気持ちなどがこのセリフにこめられていると感じ、泣けて泣けてしかたありませんでした。
他にも泣けたところ
- がんばっても結果が出ない女の子が、志望校は変えない、と泣きながら冬までのお弁当をお母さんにお願いするシーン
- 円形脱毛症が見つかるシーン
- 不合格の後、布団にくるまって子供が泣いているシーン
子供の一生懸命な姿はどのシーンもジーンときます。
このマンガがおすすめな人
泣けるシーンについてお話しましたが、「それあるある!」と共感できるシーンや「クスッ」と笑えるシーンが随所に出てきます。
このマンガは次のような人におすすめできると思います。
中学受験を目指している家庭
感情移入しまくりでしょう。
中学受験が終わった家庭
うちもそうだったなあ、と懐かしく、面白く読めるでしょう。
小学生の子がいる家庭
受験するしないは別にして、「中学受験」とはどういうものか、マンガでわかりやすく知ることができます。
知れば子供の可能性が広がるでしょう。
「中学受験」って何?おいしいの?という家庭
ぼくのような「中学受験なんて普通受けないでしょう?大学受験でがんばればいいんじゃない?」と思っている人には中学受験という別の世界の扉が開きます。
2017年発行版と2019年発行の新装版との違い
中学受験をしようかなと思ったら読むマンガには、
2017年に発行されたものと
2019年に発行された新装版があります。
何が違うのでしょうか?
違い1:サイズ
新装版の方が小さいです。
違い2:付録の有無
2017年版には「公立中高一貫校を大解剖!」という付録がついていたようですが、新装版には付いていません。
違い3:後日談の有無
2019年新装版には、「後日談 親たちの心配は続く~中学受験から2年半後~」という4家族の後日談が収録されています。
2017年版の目次
2019年新装版の目次
Amazonを見てみると、2017版のほうが安く売られていると思いますが、この後日談はぜひ読んでおきたいので、新装版を買うのがよいでしょう。
おわりに
ネタバレしないように気をつけて話すのは難しいですね。
百聞は一見にしかず、といいます。
「中学受験」という言葉に少しでも何かひっかかったら、手にとって見てください。
おわり
「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ」を呼んで中学受験にチャレンジしたくなったら、以下の本も合わせてご覧ください。
中学受験生を持つ親御さんにとって、必読書と言ってもよいほどオススメの一冊です。
次の記事でこの本を詳しくレビューしています。
合わせてご一読ください。
「親が9割?いやいや、せいぜい親は1割くらいでしょ?」 「親はお金を出したり、塾の送り迎え、お弁当持たせれば十分でしょ?」 「がんばれ息子(娘)!父さんは見守ってるからな!」 などと、僕と同じようなことをお思いのみなさま …