皆さまは、「転生したらスライムだった件」という漫画をご存知でしょうか?

中学受験を目指しているご家庭では

「漫画なんて禁止に決まっているでしょ!」

「学習まんが以外の漫画はこの世に存在しないのよ!」

という教育方針のもと日々勉学に励まれておられることと存じますので、需要はないと思いますが、うちは親子でハマってしまったので紹介させていただきます。




「転生したらスライムだった件」との出会い

書店を歩いていた時、カタカナを覚えたての娘が「スライムのまんががあるよ!」と教えてくれたのが「転生したらスライムだった件」を知ったきっかけです。

当時、娘たちの間でスライムを作るのが流行っていたようです。

(ちなみに、娘はアイドルになりたいと宣っているので、中学受験は考えていません。)

「転生したらスライムだった件」はどんな漫画?

「転生したらスライムだった件」という漫画の題名どおりです。

主人公がスライムに転生して活躍するお話です。

「転生したらスライムだった件」略して「転スラ」の魅力・おもしろさ

最弱のモンスターのはずなのに、どんどん強くなる

ドラクエってやりましたか?

スライムって一番初めに出てくる一番弱いモンスターですよね。

素手とか木の棒とかで戦って経験値を稼いだことだと思います。

そのスライムがこの漫画の中では強いんです。

ストーリーが進むにつれてどんどん強くなり魔王になります。

仲間が増え、村を作り、街を作り、国も作ります。

最弱のスライムがどんどん強くなり成長しているストーリーは痛快そのものです!

登場するキャラクターがかわいい・かっこいい

ストーリーが進むにつれて仲間がどんどん増えるのですが、その仲間がかわいい・かっこいいのです。

お父さんもお母さんもお気に入りのキャラが見つかるはずです。

お父さんなら

お父さんなら「スライムになって秘書のシオンに抱きかかえられてみたい!」というあらぬ妄想をいだくかもしれません。

「かわいさではシュナが一番かな」

「トレイニーさん美しいよな~」とか、一番好きなキャラを決めかねるくらい、皆かわいいです。

お母さんなら

お母さんなら、やっぱりイケメンのベニマルが気に入るかもしれません。

もしくは、クールなソウエイも捨てがたいでしょう。

そんな、キャラクター談義をお子様としてみるのもいい息抜きになるでしょう。

子供との会話が勉強の話だけだと、お互いに息が詰まりますからね。

普段の生活の中で親子で使えるセリフがある

「転スラ」を読んだ人しかわからないセリフを生活で使っていみるのもありです。

(漫画ではなく、アニメのみのセリフが含まれるかもしれません。)

例えば、公開模試に行く息子に向けて

父)「気負うことはない。気楽にな!最善を尽くす、そのことだけを考えろ!」(牙狼族が攻めてくる前に、リムルがゴブリンたちにかけたセリフ)

息子)「問題ない。負ける気がしない。」(オーガたち(後のベニマルたち)が攻めてきたときにリムルがランガに言ったセリフ)

というやり取りで送り出すのはいかがでしょうか?

他にも

模試の結果が悪かったら

父)「しかし、そう簡単にはいかないのが、世の中である。」(カイジンが村に技術指導に来てくれることになったが、大臣のベスターを殴って捕らえられた際にリムルが発したセリフ)

と慰めてみてはいかがでしょうか?

このようなやり取りが親子でできるのも、親子で同じ漫画(アニメ)を見ているおかげです。

注意点

最後に注意点を。

転スラは面白いので、子供が勉強せずに読み続けるかも知れません。

「パパだけずるい!」

と言われようが、子供にはその日にやるべき勉強が終わってから1冊だけ読ませてあげるなど、親がコントールしてあげることが必要です。

うまく誘導できれば、漫画が読みたいために、集中して勉強するかもしれません。

転スラはほんとに面白いので、世の中に学習まんが以外の漫画があることを教えていないご家庭も、勉強の息抜きに親子で読んでみて下さい。

おわり。

2020年6月18日現在、Kindle版の1巻が無料で読めます。