先日、息子と奈良市防災センターに行って来ました。

館内に入ると正面に受付があります。

ちょっとした用紙に、来館の人数、どこから来たか、何を見てきたかを記入します。

「案内まで少し時間がありますので、館内をご覧になってお待ちください。」と受付の方に言われましたのでしたので、「119番通報体験」をします。

火事や事故を発見したときに、固定電話、携帯電話、公衆電話で119番通報する練習をするものです。

自分がかけた電話で消防車や救急車が来てくれるのがうれしいようで、息子は何度も挑戦しておりました。

さあ、時間が来たようで、集合の声がかかりました。

高校生3人組と一緒に回ります。

まずは、消火体験です。

消火器の中に入っている薬剤についての説明は、3歳児には難しかったようです。

消火器(中には水)での初期消火訓練は夢中で取り組んでいました。

 

避難体験では、家庭での火災警報器の設置義務について説明がありました。

全国的に寝室と階段には設置が必要で、地域によっては条例により台所にも設置が必要だそうです。

これも息子にはチンプンカンプンなのか、つまらさそうな顔をしています。

その後、煙(無害のもの)を充満させた迷路を息子と手をつないで避難しました。

怖がっておりました。

 

後は、強風体験、地震体験をして、体験は終了です。

 

館内にある消防服は自由に着ることができます。

大きすぎました。

 

こっちは、こども用です。

得意げに敬礼しております。

 

奈良市防災センターの隣は、消防署です。

勝手に見学していたら、消防士さんが出てきてくれて、息子をレスキュー車の運転席に乗せてくれました。

消防士さんにお礼をいって、帰路についたところ、息子が言います。

「今から、京都の防災センターに行こう!」

防災センターのはしご?

ご勘弁を。

 

翌朝、起きた息子が興奮したように駆け寄ってきます。

「パパ、ぼくの寝るお部屋と、階段の上に、火災警報器あったよ!」

恐るべし3歳児。

防災センターでの説明をちゃんと聞いていたようです。

 

奈良市防災センター – 奈良市
はしごしたいほど防災センターが好きな子は珍しいと思いますが、大人も子どもも勉強になると思いますので、ぜひ最寄りの防災センターに行ってみて下さい。

無料です。

住宅防火関係 住宅用火災警報器を設置しましょう!|消防庁予防課
火災警報器の設置義務について