長崎の軍艦島周遊クルーズに行ってきました。
2020年9月20日現在、軍艦島は台風9号、10号の被害により上陸できません。
復旧工事が終わるまではどこのツアー会社を選んでも上陸できません。
上陸したいのは山々ですが、上陸できないものは仕方ありません。
上陸できない周遊ツアーがどうだったか報告します。
ツアー会社・予約
やまさ海運株式会社さんを利用しました。
クルーズは予約制なので、ホームページから予約しておきます。
(電話・FAXでも予約可です。)
出航時間
9:00出航と13:00出航の1日2便あります。
ぼくたちは、13:00出航の便を予約しました。
アクセス
長崎港ターミナルを目指します。
車で行かれる方は、駐車場に入れます。
駐車場
長崎港県営駐車場
車で行かれる方は、長崎港県営駐車場が一番近いです。
長崎港県営駐車場の駐車料金
30分120円です。
入庫1時間以内に出庫すると無料ですが、1時間を超えると、最初の1時間分も料金が必要になります。
クルーズに参加するなら1時間以内の出庫は無理ですから、入庫時点から料金がかかります。
長崎港県営駐車場が満車の場合
僕たちが訪れたときは、長崎港県営駐車場が満車でした。
付近に駐車場はいくつもありますので、停められないということはないと思います。
周辺の駐車場の満車状況は以下の「とむーで.com」で確認できます。
僕たちはターミナルから少し離れたリンガーハット裏のカーポート出島に停めました。
カーポート出島の駐車料金
20分100円でした。
カーポート出島の駐車料金は1時間あたり300円なので、1時間あたり240円の県営駐車場より少しお高いです。
ですが、上限料金が1,200円と決まっているのは安心です。
フェリーターミナルでの手続き
長崎港ターミナルの中にやまさ海運の窓口がありますので、そこで書類に記入後提出します。
また、検温をしてもらいます。
出航時刻の45分~60分前に窓口が開くようです。
乗り場
2号桟橋のマルベージャがとまっている近くに列ができているので、そこに並びます。
こんな感じで列ができています。
いい席を取るには
二階デッキのよく景色が見える席を取りたい、1階船内の空調の利いた窓際がいい!など好きな席に座りたいなら、早く並ぶべし!
自由席なので、並んだ順に席につくことになります。
船の中
1階
一階の船内はこんな感じ。
左右の窓から景色が窓越しに見えるほか、前方のテレビ画面で外の景色が見えます。
空調が利いているので、真夏や冬は1階の船内が快適でしょう。
コロナ対策のため、通常2人席は1人、4人席は2人までの着席となります。
2階席
2階席は屋根があるだけなので、景色がよく見えます。
風をもろに浴びて気持ちいいです。
軍艦島に近づくと乗船客が殺到します。
時々水しぶきが飛んできます。
ガイド・解説
ツアー中は1階のテレビ横でやまさ海運の方が解説してくれます。
2階にいてもスピーカーがあるので、しっかり聞こえました。
(1階よりも2階の方が聞き取りやすかったです。)
軍艦島周遊
軍艦島が見えてきました。
軍艦島が近づいてきましたので、2階のデッキへ上ります。
みんながシャッターを切ります。
船は方向を変えて、いろいろな角度から軍艦島を見せてくれます。
建物が密集し、当時は東京の9倍の人口密度だったそうな。
帰港
上陸することなく15:30ごろ帰港。
13:00ごろ出港したので、所要時間約2時間半でした。
感想
よかったところ
- 船が大きく、思っていたほど揺れない
- コロナ対策のため席数が制限されており、ゆったり座れる。
- 乗船中、ガイド(解説)があるので退屈しない。
- 2階デッキに屋根があるので、直射日光を浴びなくてすむ。
残念だったところ
- 上陸できない
やっぱり、近くまで行ったら上陸したいよね。
しかたないけど。
船酔い対策
乗り物酔いするぼくも、酔い止めのお薬を飲んでおいたら全く気持ち悪くならずにツアーを終えられました。
薬の力は偉大です。
大人用
子供のころから乗り物酔いに苦しみ、いろいろな酔い止め薬を試しましたが、自分的にはこれが一番です。
1日中効くので、移動が多い旅行も安心です。
子ども用
アネロンの子供用もあるのですが、カプセルの薬は慣れていないので、いつもこれです。
キャンディーなので、子供も喜んでなめます。
おわりに
復旧工事が終わっても、天候によっては上陸できない可能性があります。
もう、運まかせです。
いつか上陸するぞ。
おわり。