『「ひらがな」で話す技術』を読みました。
印象に残ったのはこの部分です。
相手に伝わる話し方を考えると、残念ながら、話しているあなた自身が気持ちよくなればなるほど、話は伝わりません。
電話でのお問い合せや面談が終わった後、
「今日は噛むことなく流暢に説明ができた!」
と一人悦に入ることがあります。
しかし、自分が気持いいときは相手に伝わっていないらしい。
仕事柄、私達が話す内容には法律用語が出てきます。
いつも使っている用語なので当たり前のように漢字を思い浮かべて話しています。
一方、話しを聞いている依頼者様はその法律用語聞くときはをひらがなで聞いているのです。
はじめから漢字でイメージできるわけではありません。
その結果、依頼者様は話に置いてきぼりにされて、なんにも伝わってない、ということになります。
話していて「気持ちいい」と感じたら危険信号
肝に命じでおきたいです。
私たち士業はもとより、人とお話する機会のあるすべての人におすすめの一冊です。