「子育てハッピーアドバイス」シリーズは何冊も出ているので、書店で見かけたことのある方も多いと思います。
このシリーズの特徴は、
マンガが多い
ことです。
字の多い本が苦手なお父さんも気楽に読めます。
この本では、パパは、ママの苦労をねぎらう、ママの話をよく聞くことが大事だと書かれていました。
読んだら、実践です。
家の前に着いたら、ドアを開ける前に、深呼吸して、仕事モードから、プライベートモードに切り替えます。
笑顔で元気に「ただいま~」とドアを開けます。
「(「おかえり」ではなく)パパ、ただいま~」といって駆け寄ってくる息子を抱きしめたら、妻のところにいって、「今日はどうだった?」と話を聞きます。
ひとしきり妻の話を聞いてから、着替えるようにしました。
今のところ、効果のほどは不明です。
また、この本では「体罰は、子どもの成長にマイナス面が大きい」と書かれていました。
私たちの世代では、珍しくなかったと思いますが、私も子供の頃、生意気なことを言ってはよく父からしばかれました。
父親とはそういうもんだというイメージがあった私は、息子がいうことを聞かないとき、息子をつねったり、叩いたりしていました。
この本を読んで、子どもに手を上げるのはやめることにしました。
私が止めなければ、息子も私と同じ様に、息子の子どもに手をあげるかも知れないからです。
悪い連鎖は気づいた人間が断ち切るしかありません。
さて、3歳の子どもは、親のいうことなんか、聞きやしません。
1回言って聞かなければ、2回言います。
2回言って聞かなければ、3回言います。
しつこく、しつこく、諭すように繰り返し注意します。
100回言って聞かなければ、101回言うんだ、と覚悟を決めます。
親の忍耐力が鍛えられます。
手を上げるのを止めて、変わったことがあります。
以前、息子は時々、思い出したように、私に攻撃的になり、引っ掻いたり、噛み付いたりすることがありました。
でも、最近はそれがなくなりました。
ママとしか入らなかったお風呂を私と一緒に入るようになりました。
前より、息子との距離が近くなったような気がします。
言うことを聞かないのは変わりませんが(笑)