「あした死ぬかもよ? ひすいこたろう氏著」を読んでみました。
ひすいこたろうさんは私の好きな作家さんの一人です。
ネタバレになるので、詳しくは書きません。
少年特攻兵の教官の話。
童謡シャボン玉の歌詞の秘密。
この2つのお話は泣けて泣けてしょうがありませんでした。
シャボン玉の歌は泣かずには聴けなくなってしまいました。
この本を読んで、もし明日自分が死ぬとしたら、何を思うだろう、と想像してみました。
私が明日死ぬとしたら、仕事でクタクタでも、もっと息子と遊んでやりたかったと思うだろう。
もっと娘を抱っこしてやりたかったと思うだろう。
もっと奥さんの話を聞いてあげたかったと思うだろう。
もっと愛媛の実家に電話して近況報告をすればよかったと思うだろう。
明日に回そうと思っていた仕事を今日やっておけばよかったと思うだろう。
今日、どう生きるかが見えてきた気がします。
書店に行かれた際には、ぜひ手にとってみてください。
ひすいこたろうさんの本はどれも、わかりやすくて、すっと心に入ってくる本です。