11月23日勤労感謝の日、仕事をするつもりだったのですが、事務所の入っているビルが貯水槽清掃で一日断水するため断念しました。
働かない私に待っているのは子守であります。
息子を連れて行ってきました。京都市市民防災センターへ。
場所は京都市南区、1号線と十条通が交わったあたりにあります。
玄関を入ると、受付のお姉さんがにこやかに迎えてくれます。
効率良く周ろうとお姉さんにアドバイスをもらっていたのですが、息子が1階ソファー前の大画面に釘付けになり動きません。
大好きなしまじろうが大好きな消防士になった『しましまとらのしまじろうの消防隊』が上映されていたのです。
このアニメが息子のハートをキャッチしないはずがありません。長期戦を覚悟しますが、10分ほどでアニメは終了します。
以下、簡単に各コーナーをレポートします。
1.煙体験
説明するおっちゃんの口調が少し厳しいです。体験中はモニターでおっちゃんにみられており、逃げ遅れた体験者の方は、「止まらないでください!」「上を見てください!」「そっちではありません!」とマイク越しに案内されてて少し気の毒でした。
煙がすごくてお子さんは怖がるかもしれません。
2.消化体験
初めに消化器の説明を受けます。
次に、水の入った消化器を使って、大画面に向かって放水します。
鎮火するとちょっと達成感があります。
3.地震体験
震度7を体験しました。
体験中に、ストーブとガスの火を消し、ドアを開けて脱出路を確保するというミッションを与えられます。
クリアするとお姉さんが拍手してくれます。
私たちの体験が終わるのを待っていた5歳くらいの男の子が怖がってお母さんにしがみついていました。
うちの息子(3歳)は、
「ぼく、ぜんぜんこわくなかったよ!」
と大きな声で彼らに報告します。
「あんな小さな子でも怖くないって言ってるやん。あんたもおいで」と、お母さんに無理やり抱えられ、男の子は地震体験の部屋に連れて行かれました。
4.災害パノラマ
模型、映像が組み合わさった人形劇です。
消防車が出てくるので息子は喜んでいました。
はしご車がはしごを伸ばして救助するシーンは圧巻です。
小さい子向けでしょう。
他にも、119番通報訓練コーナー、消防ヘリコプターでの消火・救助シュミレーションなどがあり、消防士に憧れる息子には大満足の施設でした。
昼ごはんを食べに行くべく退館しようとすると1階の大画面で京都市消防局による訓練の模様が上映されていました。
またもや息子は画面に釘付け。
お昼ごはんに行こうよ~、と話しかけても無視です。
訓練の上映が終わるまで付き合わされました。
退館すると、息子がいいます。
「またあしたもこようね!」
連日は勘弁して下さい。。。
追伸
帰りの車中で息子が告白します。
「じしんたいけん、ぼく、ほんとはこわかってん。もうやめとくわ~」
年上の男の子が居たので強がってたみたいです。
こんな小さな子でも強がったり、見栄をはったり、おもしろいもんだなあと思いました。