馬渕 奨学生

引用:馬渕教室 中学受験コース|奨学生制度

2021年4月から馬渕教室の中学受験コースで奨学生制度が導入されました。

うちの息子は馬渕教室に通っていますが、先日、奨学生の資格があると馬渕教室から電話がありました。

「奨学生制度って何なの?」
「いくらもらえるの?」
「奨学生になれる基準は?」

など、いろいろとわからないことが多かったので、2021年4月18日現在わかっている範囲で奨学生制度について、まとめてみました。

追記:2021年7月末、「2021年度後期奨学生に認定いたします。」と記載された「奨学生認定証」が対象者に配られたようです。

追記:2021年10月19日、2021年度前期奨学生の入金がありました。




馬渕教室中学受験奨学生制度とは

奨学生に認定されれば、授業料の20%を返金してもらえる制度です。

奨学生制度の返金額はいくら?

返金の対象となる授業料とは?

返金の対象となる授業料は通常授業のみです。

特別講座・各種特訓講座は対象外、教材費、指導関連費、講習会費なども対象外です。

返金割合は?

通常授業料の20%です。

具体的な返金月額は?

ホームページにある小学6年生の例だと4教科受講している場合の授業料は通常51,920円ですが41,536円になると書かれています。

よって、この例の場合、差額の月額10,384円対象期間分返金されることになります。

対象期間は?

奨学生には前期奨学生後期奨学生の二種類があります。

返金の対象となる期間は、前期奨学生は2月~7月6ヶ月後期奨学生は9月~1月5ヶ月です。
(8月が対象でないのは、通常授業がなく、夏期講習のみだからでしょう。)

ただし、2021年度の前期は4月から7月の4ヶ月です。

返金時期は?

前期奨学生は9月後期奨学生は2月に返金されます。

※2021年前期奨学生の返金は2021年9月の予定でしたが、10月7日時点で入金されていません。
返金作業が遅れているようです。

※2021年10月19日、返金がありました。

返金額の具体例

先の小6の例で計算します。

前期奨学生

月額10,384円✕対象期間6ヶ月=62,304円

62,304円9月に返金されます。

ただし、2021年度は4ヶ月分の41,536円が9月に返金されます。

※2021年10月19日、41,536円の入金がありました。

後期奨学生

月額10,384円✕対象期間5ヶ月=51,920円

51,920円2月に返金されます。

奨学生になる基準

馬渕教室が定める回における公開模試結果で基準要件を満たす生徒のうち

他の生徒の模範・目標となりうると中学受験本部が総合的に判断させていただいた方を奨学生として認定

するとのこと。

これを読み解いていきます。

馬渕教室が定める回における公開模試とはいつ?

前期奨学生は旧学年の公開模試の最終回が認定対象です。

(2021年度については第1回公開模試。2021年2月28日実施済み)

後期奨学生は第3回公開模試です。
(2021年度は6月27日実施済み。)

基準要件とは?

判定対象となる公開模試における「クラス替え偏差値」をもとに総合的な判断を踏まえ、奨学生の認定を行う

とのことなので、まずは「クラス替え偏差値」が判定材料になります。
とはいえ、クラス替え偏差値がいくらだったら基準を満たすのか、上位何人までに入ったら基準を満たすのかは示されていません。
(ちなみに、奨学生の認定を受けた時のうちの子の偏差値は4科で65を超えていました。息子によると、偏差値63以上ある子は認定もらってるっぽいと言っていましたが、定かではありません。)

また、「総合的な判断」というのも具体的なことはわかりません。
個人的には、授業料の滞納がないこととか、欠席が少ないことなどが判断対象になるのではないかと予想しています。

ホームページには「約700名を奨学生に認定!!」と書かれていました。
仮に各学年の奨学生の数が同じとした場合、700÷6=116.666・・・各学年116名が奨学生になる計算になります。
実際には塾生は小1が一番少なくて小6が一番人数が多いと思われますが、どのような人数配分で奨学生を認定しているかは不明です。

その他の要件

  • 返金日に在籍していないと返金を受けられない。
  • 正当な理由なく1ヶ月以上の休業期間があったり、講習会を全休したら奨学生の資格を喪失。
  • 授業態度などが馬渕奨学生としてふさわしくないと判断された場合は奨学生の資格を剥奪。

おわりに

今ぼくが理解しているのは上記のとおりですが、結局、馬渕に通わせている親御さんが思うのは次のことではないでしょうか。

父さん母さんのお財布のために、第3回と最終回の公開模試はいつも以上にがんばってくれ!

おわり

追伸

始まったばかりの制度ですから今後変更があるかもしれませんし、ぼくの理解に間違いがあるかもしれません。
ホームページに書かれている通り、詳細は通っている教室にお問い合わせください。